【CH】期待するのはその先。

 

SaSaのHPの情報だと、2013/2014の本決算は6月中旬〜下旬に発表。

昨年の本決算は以下の通り。

 

売上:19.7%アップ(7,669m)

粗利率:46.4%(前年:45.2%)

利益:19.7%アップ(825m)

純利益:19.1%アップ(825m)

EPS:0.292HKD

※%は対前年比

※単位はHKD

 

売上の約77%をHKとマカオで占めました。

発表されいる通り、本土からの観光客の減少と買控えの為にこの上昇率の維持は難しいと思ってます。

 

2014年の市場の予想は以下の通り。

 

純利益:976mHKD(対前年比:18.3%)

EPS:0.34HKD(対前年比:16.4%)

 

この予想が当るなら、今の株価はかなり見直される(ナイナイ)。

ちなみに、一番弱気な純利益予想は913mHKD(10%アップ)。

この位ならあり得るかも。

 

いずれにせよ、今回の決算にサプライズはないと思っていた方がいい。

市場はこの不調っぷりを既に織り込んではいるでしょうが、特に上げる材料も出せないでしょうから株価は暫く低迷が続くと思います。

強いて上げるとすれば、3.5%近くの配当率ですね。信頼度も高いし。

 

もしかしたら決算発表時に、本土への出店ペースを加速させます的な発表は期待できるかもしれません。

但し、それが数字として見えてくるのは早くても次期の決算頃でしょうから、来年まで気長に待ちたいと思います。

自分が期待しているのはこの点です。

【CH】どこまで下げるかなぁ〜。

 

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HSCEIの1年間の動きです。

昨年5月から7月末あたりまでの下げを見てみると、5月の高値から約24%も下げてます。

今回も同様に下げるとすると、ここ2ヶ月間での高値(11,638)から同程度下げるとすると8,845ポイントくらいまで下げる事になります。

 

ここまで下げる材料が現状見当たりません。

「新興国」と十把一絡げに扱われたり、シャドーバンキング不安が一気に噴出したり、不動産バブルがくすぶっている、などなど下げる理由なんて幾らでもありますが、こんなもんは以前から織込み済みっしょ。

欧米の金融機関が資金を香港から戻している、ってのが主因とすると去年の下げ程度になるかもしれません。

ただ、5月22日のバーナンキショック程に資金の引き戻しは考えづらいです。

ヤッパリ、緩和縮小もどれも予期済みだから。

 

となると、やはりこの下げは前回の下げ幅程度にはならないのかもしれません。

チャートのムラサキ色の線でだいたいここ2ヶ月間でのピークから20%下げたあたり(9310ポイント)。

 

そうは言ってもどこが底かなんてわかりません。

9000ポイントを割込む可能性もあります。

長期投資家としては、この下げの間に自分の狙ってる銘柄をチビチビゆっくりと買い増していきたい。

 

ネット株が欲しかったけど、今年は2382と178に絞った。

2382はスマホのコモディティ化が進めば追い風になるはず、経営状況も◎。

178は経営状況も問題ないし、今後中国本土への展開が本格化してくると更に面白い。

香港を歩いているとあちらこちらに店舗や看板があった。入ってみると日本の化粧品店と似た雰囲気で。

JPMの最新レーティングでOverweight(目標9.4HKD)となったし、配当もいいし、7HKDを切った辺りでの買増しを狙ってます。

 

現金がまだ35%ほど残っているので、春節明けをチビチビ狙いたいところです。